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超音波検査技術は学校で詳しく教わることがないため、臨床医はあわただしいERなどの現場で大きなプレッシャーを感じながら実際の経験を通してしか学ぶことができません。SonoSite Institute はこの重要な課題を解決するために開発されました。SonoSite Institute では、POCUS (ポイント・オブ・ケア超音波)ユーザーがいつでもどこでも自分の都合に合わせて、超音波技術を学ぶことができます。 SonoSite Institute のオンラインコースなら、広範囲にわたる豊富なeライブラリー、ウェビナー、そして追加のリソースを使って、慌ただしい現場ではなく、ご自分のペースでいつでもどこでもゆっくりと学習を進めることができます。この補足学習により、臨床医はベッドサイドや屋外での診断・処置に、ポイント・オブ・ケア超音波アプリケーションを活用する知識と自信をつけることができます。さらに、SonoSite Institute は、SonoSite超音波検査機器を購入する度に追加料金をいただきません。 SonoSite Institute が6か国語で利用可能に SonoSite Institute は、 英語 、 フランス語 、 ドイツ語 、 日本語 、 スペイン語 、 中国語 でご利用いただけるようになりました。より多くの言語に対応することで、皆様に包括的で直感的なコース教材を任意の言語でご利用いただけます。また、すべてのウェビナーや動画は字幕付きで、さらに表示コンテンツも翻訳されています。 FUJIFILM SonoSiteが、SonoSite Institute について皆様により詳しくご紹介いたします。超音波検査に役立つ専門知識を手に入れ、SonoSite機器を最大限に活用する方法については https://www.sonosite.com/education/sonosite-institute をご覧ください。[Read more]
FUJIFILM SonoSite, Inc.は、POCUSのアプリケーションに人工知能(AI)を採用するために Partners HealthCare と戦略的な提携を開始することを発表しました。両社は、臨床医の診断を支援し、ケアの質を高めるAIベースのモデルを使用するために協力します。このコラボレーションは、MGH & BWH Center for Clinical Data Scienceを通じて実行され、Partners HealthCareシステムの豊富なデータ資産、計算基盤、および臨床専門知識を活用します。 FUJIFILM SonoSite, Inc.の社長兼最高執行責任者であるRich Fabianは、新規開発事業について次のように述べています。「医療システムの費用を節約しながら、ケアの質を向上させ、超音波の利用を拡大するためにAIによって改良された技術をお客様に提供できることを誇りに思います。」 FUJIFILM SonoSite, Inc.のシニア・バイス・プレジデント兼最高医療責任者であるDiku Mandavia博士は、提携によって助長される技術革新に期待を寄せています。 「このコラボレーションは、2D画像の解釈を支援することを目的としたポータブル超音波へのAIの組み込みと、高い診断価値を提供しながらこの重要なテクノロジーの利用しやすさを高める自動化に焦点を当てています。」 POCUS認定アカデミーによって投稿された2019年5月の記事では、 Victor Rao博士は、Mandavia博士が述べた進歩に触れ、AIとPOCUSの統合に関するビジョンを表明しました。 Rao博士は、経験とトレーニングの分野に取り組むことから着手します。POCUSのエキスパートへと成長するには、Rao博士が説明するように、「練習によって完璧を目指そう」という考え方を持つ必要があります。 「超音波は実践的な手段であり、患者へのスキャンをより有効に行うには、スキャンの実践を重ねる必要があります。また、身体の習慣や変形により、解剖学的に超音波で視覚化するのが容易ではない、または困難な患者をスキャンする必要もあります。」 ここで、AI技術の登場です。AIの誘導による支援により、POCUSの新しいユーザーは正しい種類の画像を取得することが可能になります。学習者はAIの機能を活用することにより、命にかかわる状態を認識し、プローブの位置合わせを支援し、患者管理の次のステップに進むことができます。Rao博士は、この支援によりPOCUSユーザーがもっと学びたいと思うようになると信じています。また、AI技術は過去の患者記録からの何千ものスキャンを迅速に比較することによって、POCUSユーザーの分析をはるかに効率的に行うことができます。Rao博士はこの技術革新を次のように説明しています。 「患者の心臓の駆出率の計測には、それほど多くの経験は必要はありません。AIコンポーネントは、担当されている患者の画像とビデオを、数千または数十万もの他の患者のデータと比較して、意見を引き出すのに役立ちます。」 Rao博士は、超音波画像の最適化について、AIが果たすべき重要な役割を持つ別の領域であると考えています。AI技術は、適切なレベルの画像の明るさまたは暗さを確保し、深度制御を調整したり、深度の修正が必要である場合ユーザーに指示したりすることができます。最適な画像は、正しい診断を行い、きわめて重大な情報を見逃さないために不可欠な要素です。 しかし、AIのPOCUSへの導入によって、これらがすべて機械の主導による向上が実現されても、医療専門家の必要性がなくなるわけではありません。たとえば、一部の条件は標準に合致しないため、まれな条件を識別するのにAIに十分なデータがない場合があります。POCUSの手順を実行するには、解剖学、病理学、および生理学の知識を持つ臨床医が常に必要であり、AIは、利用するデータを生成するために人間である超音波ユーザーに依存しています。そして、もちろん、AIはすべての患者が必要とする人とのつながりの代わりとなることはできません。患者は常に、医療提供者からの共感と理解に頼っており、期待をしています。 医師は、AI技術を採用することで患者に可能な限り最高のケアを提供することを目指してください。Partners HealthCareのチーフデータサイエンスオフィサーであるKeith Dreyer氏は次のように述べています。「医療提供システムに超音波をさらに統合するには、よりスマートなマシンが必要です。」 「緊急時には、効率と費用対効果により、携帯型超音波は他の画像診断法よりも優れています。」[Read more]
ドヴォラ・ネルソン医師 は、 静脈瘤 の治療を専門とする一般外科医です。同氏は、2006年からハケット・ヘムウォール・パターソン財団のための医療ミッションに参加しています。SonoSite社から 携帯型超音波診断装置M-Turbo をレンタルし、ホンジュラス、オランチトの人里離れた山中にある診療所で静脈瘤患者の治療を行いました。 静脈瘤は進行すると全身衰弱に至ることもあり、ネルソン医師はその危険性を十分に理解していました。同氏は、この症状に注意を払わないと起こりうる合併症について次のように説明しています。 「静脈瘤は、激しい痛みを伴います。基本的に、この病気は心臓に戻るはずの血液が下肢に溜まって起こります。症状としては、皮膚のかさつきや黒ずみ、かゆみ、夜間のひどい痙攣などが見られることがあります。典型的な症状として、下肢に重度のだるさを感じます。進行すると、静脈に血栓ができ、肺塞栓症を引き起こす危険性があります。さらに、長時間座ったままの姿勢でいると血栓のリスクが高まりますが、静脈瘤ができることで行動が制限されるため悪循環となります。」 ネルソン医師はすぐにSonoSiteの超音波装置を治療に導入しました。このコンパクトな超音波検査機器は、異常が見られた静脈や血流障害を引き起した原因を特定しました。機器導入後すぐに、3人の患者の静脈血栓を発見し、患者は治療のために直ちに病院へ搬送されました。 「50年間医療に携わっていますが、こんなに多くの患者を治療したのは初めてです。超音波検査無しでは、このように血栓を検知するのは難しかったかもしれません。おかげで、皆から「超音波検査の達人」と呼ばれています。私たちチームは、治療を通して患者の生活の質を向上することができたと自負しています。潰瘍の治療にも成功し、以前治療した患者さんにお会いすることもあります。治療後の良好な経過を見ることができると、本当に嬉しくなります。」 このミッションの目標は、病気を抱える患者の治療だけではありません。ネルソン医師の率いるチームは、治療へのより良い理解と情熱を持った、現地で活躍する医師の育成のために、ホンジュラス人やアメリカ人の医師たちを対象に静脈疾患を抱える患者の治療におけるトレーニングを行っています。 ネルソン医師は、SonoSiteのグローバルな福祉プログラムに大変強く感銘を受けました。 「SonoSite社は、私たちが活動した現場に2台の検査機器を貸与してくれただけではなく、医療ミッションのために他の都市でも貸出に応じてくれました。また、機器を携帯するのに便利な専用の携帯リュックもいただきました。頻繁に起こる停電に備え、6時間使用できるバッテリーも2つ付属していました。SonoSite社は非常に配慮が行き届いた、効果的なプログラムを実施しています。」 様々な現場で活躍するSonoSite社の携帯型超音波検査機器についての他のストーリーも是非ご覧ください ガンビアにおけるフィステル手術の超音波誘導 イラクのモースルで人道的努力をサポートするSonoSiteの超音波技術 災害救助隊が洪水犠牲者のために超音波機器を借入[Read more]
アリソン・バーン氏は、シカゴのパーク・コミュニティ教会の理学療法士および医療チームの共同リーダーを務めています。同氏は最近、 リベリアのフェンデルにあるLEM(Light Evangelism Ministry)診療所 での医療ミッションに参加しました。LEMクリニックでは、発電機による限られた電力だけで患者を診察し、IVや経口薬による治療を行っています。 アリソン氏の率いるチームは、常駐看護師、整骨医、医師助手など多様な医学のバックグラウンドを持つ6名と、教会が運営する学校の主な支援者2名によって構成されています。チームは、出産や割礼、ギプスの装着、低栄養状態の患者の栄養補給、および創傷ケアの支援を行いました。 アリソン氏は、SonoSiteがチームに貸与した 携帯型超音波検査機器 を現場に持ち込み、様々な検査や治療に活用しました。チームはまた、毎日100~200名におよぶ大勢の患者の治療を通して、診療所で働く現地の看護師に超音波機器の使用方法を教えました。アリソン氏は次のように話しています。 「私たちは、 妊娠中の方に初めてお腹の赤ちゃんを見せてあげたり 、 さらに正確な静脈注射の実施 や、水頭症のスクリーニング、肝硬変や癌などのさまざまな腹部の診断に超音波診断装置を活用しました。複雑な心境でしたが、超音波を使用して癌の診断をサポートしたこともありました。 私たちは超音波スキャンや薬の費用を請求せずに、患者と家族が他の施設で診断を受けるために多額の費用を支払う必要がないようにしました。 患者が愛する人々と最期を有意義に過ごすことができるようにいろいろとお手伝いする機会をいただきました。」 アリソン氏は、SonoSite 携帯型超音波装置を使用し、このような心のこもったケアにチームと共に取り組みました。 「超音波検査機器を使って、妊娠中のお母さん方にお腹の赤ちゃんを見せてあげましたが、皆さんとても喜んでくれました。今まで自分のお腹の中でお子さんが育つ様子を見たことがなく、画面上で確認できたとき、皆さんとても嬉しそうな顔をしていました。その後は、超音波の画像をポラロイド写真に撮って持ち帰ってもらいました。 静脈注射は重症患者に薬を投与できる唯一の方法ですが、超音波を使用することによって適切に注射を行うことができました。アフリカの暑い気候の中で暮らす多くの患者たちは脱水状態にあり、血管確保が非常に困難です。超音波を使用することにより点滴が素早く開始でき、これにより命が助かったケースも少なくありません。」 アリソン氏はまた、患者に希望を与えるために超音波がどのような役割を果たしたかについても教えてくれました。 「数週間前診療所に、数日にわたって深刻な身体的虐待を受けたという若い女の子がやって来ました。女の子のお母さんは、彼女の身体の回復や健康への長期的影響を深く心配していました。そこで私たちは超音波検査機器を使用して腹部を検査し、女の子の身体がちゃんと回復していることを証明し、女の子とお母さんを安心させることができました。 このような安心は、超音波無しでは与えることができなかったと思います。」 株式会社富士フイルム ソノサイトは、国際社会におけるヘルスケアの向上をサポートしていますが、当サイトのグローバルヘルスページで言及またはリンクされている慈善団体や組織を正式にサポートしているわけではありません。 SonoSiteについての他のストーリーも是非ご覧ください 医療ミッションのためにハイチで活躍するM-Turbo 災害救助隊が洪水犠牲者のために超音波機器を借入 マダガスカルにおける住血吸虫症の診断にSonoSite iVizを活用[Read more]
インドのハイデラバードにあるケア病院の麻酔科部長兼副医長であるT.V.S. Gopal博士には、30年をこえる経験があります。この最近行われたインタビューでは、Gopal博士が、どのようにポイント・オブ・ケア超音波(POCUS)が麻酔学の技術を変えたか、そして超音波を使用するさまざまな筋書きについて説明するものです。 博士が超音波を使用し始めたのはいつですか? 2006年に、シンガポールのタン・トク・セン病院でエースクラップ・アカデミーが行った第2回最新式局所麻酔および超音波ガイド下末梢神経ブロック講座に参加し、それから超音波ガイド下局所麻酔の分野に参入しました。すぐに、この新技術は必ず診療を改良すること、そして一丸となって指導を行い、この恩恵をインド中の麻酔科医に普及させなければならないことに気付きました。誇らしいことに、SonoSiteの確固たる支援により、私たちは超音波に関する実践的ワークショップを数回開催し、麻酔業界でのポイント・オブ・ケア超音波の有用性に関する認知度を高めることができました。 ポイント・オブ・ケアを提供する際に、超音波検査システムのどの部分が最も有用性があると感じますか。 名前が示す通り、超音波検査機器は必要とする患者のところに運ばれ、患者が超音波検査機器のある場所には来ません。大型でカートに載せられている機器から小型で軽量の機器へ変わったことで、放射線科医以外が超音波技術を受け入れやすくなりました。目を引く特徴としては、システムの素早い起動、ウイルスによる破損に対するウイルス排除機能、滑らかな画像となるフレームレートでありながらフリーズしにくい、そして簡単なユーザー制御が挙げられます。画像の解像度も技術進歩と共に向上しています。画像や動画クリップのアーカイブ、読み出し、そして送信が可能です。これらの機能は進捗状況を見直す助けとなりますし、画像の再現精度を高められます。 超音波技術は麻酔科医にはなじみがないもので、より一層にこの機器を最大限に活用するためには、超音波物理学、画像の解釈、および超音波機器の操作を理解することが不可欠です。 麻酔学に従事する方法はPOCUSシステムによりどのように変わりましたか POCUSシステムは、「百聞は一見に如かず」ということわざの考えを強めるものです。 この技術の習得には学習曲線がありますが、リアルタイムの動きで針を前進させる間の神経構造およびその周囲の解剖学的構造、ならびに局所麻酔薬の沈着を可視化することができることは、神経ブロックの実践にパラダイムシフトをもたらしました。 手術室および集中治療室で超音波検査機器が利用可能であることで、新しい箇所のブロック、動脈および静脈アクセス、神経外科症例での視神経鞘直径評価、経胸壁心臓超音波検査の実施、ならびに何らかの病理所見の迅速な同定のための基本的な肺の超音波にこの技術を利用することができます。 局所麻酔における超音波ガイダンスは、従来の技術よりも正確で効率的だと思いますか。 微塵の疑いもなく、もちろんです。リアルタイムの動きを可視化することでより正確で安全になります。そして、患者および医師が受け入れやすくなります。針の穿刺回数がはるかに少なくなりますので、局所麻酔薬の注射容量が約50%以上減ります。血管コンパートメントへの薬物の誤注射は事実上なくなり、超音波が手順のガイダンス中の効果的なアシスタントツールであることが証明されました。神経ブロックはより予測可能で信頼性のあるものになりました。脊髄くも膜下ブロックに対しても、成人および産婦における施行前超音波スキャンの実施はエンド・ユーザーの自信を高めるものになりました。 現在、可視化せずに実施する中心静脈アクセスは忘れられた技術です。そして、私の部署の顧問とは別に、私のDNB医学生達は超音波ガイド下の手順に極めて熟練していると宣言することができます。超音波による可視化のもとでの視認による経胸壁心臓超音波および下大静脈の可縮性の評価により、外科手術の危険度が高い患者において血行動態学的パラメータを迅速に最適化することができます。 神経周囲へのカテーテルの留置に際しPOCUSはどのように効率的ですか。また、POCUSを利用するベネフィットは何ですか。 カテーテルの先端を可視化することで、神経または神経叢の近くに確実に留置することができ、術後鎮痛の成功率および質を向上させることができます。超音波を用いた定期検査もカテーテル移動に関する情報を示し、もし移動があれば、すぐに超音波ガイド下でカテーテルを元の位置に戻すことができます。 鎮痛および関連の臨床適用においてPOCUSのサポートが応用できるところはどこだと思いますか。 まず始めに局所神経ブロックに超音波を使用し始めましたが、すぐに末梢および中心動脈アクセスに対する超音波の有用性に気付きました。超音波ガイダンスでは、現在では合併症の発現率を最小限にとどめながら鎖骨下静脈アクセスを配置することができるようになっています。私はまた、動脈アクセス、空腹状態が疑わしい術前患者の気道および胃容量の評価、外傷性脳損傷患者の頭蓋内圧の代理マーカーとしての視神経鞘直径評価、容量状態をみる下大静脈の評価、基本的な経胸壁心臓超音波、ならびに肺の超音波にも超音波を使用しています。周術期の超音波で病変を特定することにより、末梢シュワン細胞腫の除去、深在性膿瘍の排出および異物の除去の際に外科医を補助した例もあります。 超音波ガイドを用いた手順を用いることにより、患者の安全がより確保され、入院費用も削減される、そう思いませんか。 それは火を見るよりも明らかです。その代表例は、TAVRプログラム。静脈および動脈穿刺はすべて、超音波ガイド下でのみ実施しています。現在、SonoSiteの高解像度携帯型超音波検査システムは私たちの病院のコンプレックス手術室、救急処置室、カテーテル検査室および内科集中治療室ですぐに利用可能です。患者の快適性はポイント・オブ・ケア超音波により保証されています。ポイント・オブ・ケア超音波によって患者を手順や検査のために輸送する必要が減り、またその正確性により診断および治療手順が完遂されます。 医師のトレーニングはPOCUSシステムではどのように行っていますか。 最新の超音波検査機器の利点の一つとして、トレーニングのために画像やクリップをアーカイブする機能があることが挙げられます。超音波ガイド下の手順の学習曲線は、特に超音波の基礎を理解している場合および熟練した指導者による監督のもとでは、劇的に短縮されます。私は、超音波検査機器は、現代の診療において麻酔科医の医療装備として不可欠な構成要素であると確信しています。 麻酔学における超音波についての詳細を見る 付加価値を与える急性疼痛医学プログラムの確立 病院はオピオイドの過剰処方を減らす努力を続ける POCUSプロフィール:Ilyas Tugtekin博士(西アフリカでPOCUSを指導する麻酔医)[Read more]
ルイジアナ州ニューオーリンズのオーデュボン動物園に住むスマトラオランウータンのFelizは、2人目の子供を身ごもっています。Felizのおなかの子は、今年の夏の終わりごろには生まれるでしょう。「霊長類ケアチームが行ったすべての作業は成果を挙げ、オランウータンの赤ちゃん誕生にわくわくしています。」と動物園の霊長目とアシカの管理者Courtney Eparvierが述べます。 オーデュボン自然研究所によって公開された動画で 、Eparvierは、Felizと彼女の赤ちゃんの世話をする上で超音波がどのように重要な部分であるかを説明しています。 「出生前にはビタミンを間違いなく摂取させています。また、チームが彼女と一緒に行っている母親となるためのトレーニングはとてもすばらしいものです。私達は彼女に超音波を受けにくるように教えこんでいます。これにより私達が胎児の測定値を得ることができ母子の健康を確かめることができるのです。私達は、[胎児の]心拍を見て、それをFelizの心拍と比較します。すごいですよね。」 audubon-blog_feliz_ultrasound.jpg 動画の中では、Eparvierは、彼女のチームがSonoSiteの超音波画像診断装置を使ってどのようにFelizを検査するかを見ることができます。 SonoSiteの超音波は 犬 、 馬 、 さらには象 すら検査でき、獣医師に人気があることが証明されています。 もうすぐ生まれるFelizの子供もまた、彼女の最初の子供、Menari (2009年生まれ)にとって、母性の厳しさを学ぶための重要な機会です。若い雌のオランウータンは、母親や他のおとなの雌を観察することによって、赤ちゃんを育てる方法を学びます。Felizの新しい赤ちゃんと一緒にFelizを見ることは、Menariが何時かMenari 自身の子を育てる準備をするのに役立つでしょう。 この最新の妊娠は、Felizと、ドイツのハノーバー動物園からオーデュボン動物園にやって来た雄オランウータンであるJambiの交配が成功したことから生じています。FelizとJambiは、動物園水族館協会が絶滅の危機に瀕した動物を保護するために始められた一連の運動、種の保存プログラムの一環です。 国際自然保護連合は、スマトラオランウータンは絶滅の危機に瀕していると分類しています。野生に住むオランウータンは14,000頭未満です。残念ながら、オランウータンの数は大部分がパーム油農園の広がりによって生息地が破壊され、個体数が減少しています。Felizと彼女の家族は、注目すべき大型類人猿の絶滅を防ぐのに重要な役割です。 SonoSiteは動物を大切に考えています。 獣医師がSonoSite社の患者の診断に超音波装置をどのように使用しているかについては、こちらをご覧ください。 動物園および海洋哺乳類用超音波機器 SonoSite の超音波画像診断装置に対する獣医師の声 獣医の皆様向けの超音波教育[Read more]
インドのEconomic TimesのHealthworldはインドのデリー首都圏で有数の複数専門領域のある病院である、グルグラムのメダンタ・ザ・メディシティ病院においてどのようにポイント・オブ・ケア超音波が患者の転帰を改善させているかを探る短編ドキュメンタリーを最近発表しました。このドキュメンタリーの中で、Healthworldはメダンタ病院でポイント・オブ・ケアに従事している医師にPOCUSを使用した経験についてインタビューしました。 メランダ病院のチームは現在、Sonosite M-TurboおよびSonoSite Edge Color Doppler超音波画像診断システムを使用しています。麻酔科および集中治療部においてこれらの超音波検査装置は、患者の安全性を高めると同時に処置合併症に関連する費用を削減するのに役立ちました。 麻酔・集中治療の責任者であるSangeeta Khanna医師は、診療でポイント・オブ・ケア超音波を使用することで、さまざまな患者群において、局所神経ブロックの成功率は最大97~99%に達し、合併症発現率が有意に減少すると述べました。 集中治療部長であるDeepak Govil医師は、SonoSiteの超音波画像診断システムは頑丈で、コンソールが消毒可能なものであり、さらに、緊急時に他部門に簡単に移動させることができると説明しました。Govil医師は、ポイント・オブ・ケア超音波は、処置ガイダンスの精度をほぼ100%まで向上させるため、重症患者の治療に不可欠であると考えています。Govil医師はさらに、全ての医師が日常の診療でPOCUS(ポイント・オブ・ケア超音波)を使用するべきであると考えています。 整形外科麻酔の責任者であるDeep Arora医師は、超音波ガイド下の神経ブロックのおかげでオピオイドの処方を大幅に削減することができると言及しています。さらに、筋膜表面ブロックのような最新のブロックは、ポイント・オブ・ケア超音波により簡単に施行することができます。[Read more]
Fiji Orthpaedic Outreach の麻酔専門医師であるデビッド・B・グッディー博士は、最近フィジーで行われた 1 週間の慈善医療ミッションから戻りました。 このミッションのために SonoSite はグッディー博士に M-Turbo を貸与し、博士はフィジーの Lautoka 病院で大いに活用しました。博士は次のように書いています。 「 [SonoSite] のデバイスは、私達の職場でとても重宝しています。私がここでは唯一の麻酔医ですので、すべての業務をこなすために欠かせません。Orthopaedic Outreach チームのメンバーは、SonoSite の融資を受け、最近のフィジーでの慈善活動のために M-Turbo 超音波診断装置をお借りしました。チームに超音波検査機器があると手術時に便利なだけではなく、診療に必要なときにすぐスキャンができます。分かりにくい徴候や症状を訴える患者が存在する外来クリニックのような、そのような施設はすぐに診断のプロセスに追加し、管理計画を効率化しました。」 グッディー博士は、治療が困難な症例の臨床と診断に、いかに SonoSite M-Turbo 超音波検査機器が活用できるかについての詳細な究結果を提出しました。博士は、HFL38 プローブひとつと電源、といった基本的な M-Turbo ユニットを活動の現場に持っていきました。 唯一の麻酔技術としての超音波ガイド下神経ブロック グッディー博士のチームには、いくつかの麻酔器はありましたが、患者の急速な回復に役立つであろう近代の薬剤が十分にありませんでした。そこで博士は、局所麻酔を使うことにしました。これによって、患者ははっきり意識がある状態で病室に戻ることができます。さらに、患者によっては、手術の際に全身麻酔よりも局所麻酔が望ましいこともあります。任務の大部分が上肢遠位部の手術であるため、腋窩腕神経叢ブロックを行っていました。 局所麻酔のための応用解剖学の指導 フィジーの地元の麻酔医はごく最近になって超音波を利用できるようになりましたが、使用されていた機器は局所麻酔にはあまり適したものではありませんでした。しかし、麻酔医はそれでもブロックの処置にこの技術を利用しなければならなかったのです。グッディー博士のチームは、腋窩動脈のレベルにある腕神経叢の可変的な解剖学的構造や、この部位でのブロックの失敗の可能性と、その失敗がどのようなものかを実証することができました。 術後鎮痛法 グッディー博士のチームは、10 日前に怪我による股関節の転位及び粉砕骨折を起こした 70 代の女性を検査しました。しかし、技術的な理由により脊椎麻酔を適用することができませんでした。この女性の手術では全身麻酔が施されましたが、非常に困難で長時間に及びました。幸いにも、チームは超音波を利用して大腿神経のブロック行うことができ、術後の痛みは女性にとって問題がないことが確認できました。 鎖骨下静脈血栓症の疑い 他の困難な症例として、グッディー博士のチームは、自動車事故で重傷を負った40代の男性を検査しました。男性は、外傷性血気胸のために両側胸部ドレーンを挿入した状態で ICU で数日間過ごし、重度な転位のある左鎖骨骨折も起こしていました。男性の場合、問題は、手術が必要なリスフラン関節の骨折・脱臼でした。また、男性の左腕には腫れが見られ、手には著しい神経障害が認められました。医療チームは、鎖骨の骨折によって腕神経叢が破壊された可能性があると考え、それが上肢から出ている主要血管の血栓症につながることを恐れていました。 fiji-blog-hand.jpg 男性に静脈ドレナージの処置を行うため、ベッドサイド超音波検査が行われました。肘から末梢に伸びた深部血管、そして肩のレベルの頭蓋静脈系内に明らかな血栓症が発見されましたが、幸いにもその段階では腋窩および鎖骨下静脈に血栓ができていないことが確認できました。 結論 グッディ博士は、M-Turbo は 1 週間にわたる医療ミッションに不可欠であると結論付けました。 「1 週間の外勤中、1 日に何度も M-Turbo の利用法を見つけました...私たちの 4 つの目的に完全に適していました。[The M-Turbo] 持ち運びが簡単で、診断用途でも治療用途でも、解像度とプリセット設定は[were] すべてのニーズに適していました。終わりにもう一度、この会社と、貸与用装置の手はずを整えてくださった方々に感謝を表したいと思います。Fuji SonoSite が私たちの将来の医療福祉ベンチャー事業を再び支援してくださることを切に望んでいます。」[Read more]
east-london-blog.jpg 英国ロンフォードの Queen’s Hospital 救急診療部では、素早く正確な診断をサポートする 新型の SonoSite ポイント・オブ・ケア超音波(POCUS)機器を導入しています 。ロンドンで最も忙しい緊急診療部の1つである Queen's Hospital は、合計6台の SonoSite の超音波装置を備えています。 携帯型 POCUS 機器は大変重要な役割を果たします。患者のベッドサイドに直接イメージングを持ってくることで、医師が即時に意思決定と診断に必要な超音波イメージングが可能になるのです。 緊急診療部のコンサルタントである Darryl Wood 氏は、SonoSite 社の機器に感激しています。 「この機器は未来そのものです。とてもたくさんのメリットがあります。緊急診療部にいる我々は、迅速かつ正確に処置を行う必要が頻繁にありますが、この機器によってそれが可能になります。それだけではなく、患者をより早く治療したり移動させたりするための決定をするのに、我々自身が助かることにもなります。 たとえば、患者に骨折の疑いがある場合は、すぐにこの機器を使用して確認をし、次の治療に関する情報に基づいた迅速な決定を下すことができます。X 線を受けるようにしたり、痛みの軽減を適切に行ったり、患部を固定することができるようになるのです。」 Wood 氏は SonoSite 社の機器に関するトレーニングや研究への応用にも大変喜んでいます。 「この技術を使用することは研修医のトレーニングに必須の要件であるため、学習の機会としてとても価値があります。我々はこの技術を使って、エキサイティングで価値ある研究を行うつもりです」と語っています。[Read more]
ICUおよび術後期間におけるオピオイドの使用は一般的であり、患者はしばしば簡単な手術後でさえもオピオイドを投与されています。オピオイドは急速に痛みを緩和するのに効果的ですが、呼吸抑制、咳の抑制、錯乱、眠気、悪心、嘔吐、依存症の可能性といった副作用があるため、オピオイドのみへの依存は危険です。 ICU臨床医は、リスクを最小限に抑えながら患者の痛みを管理するためのより効果的な戦略を策定しています。    ICU Management and Practice に掲載された記事の中で 、フランスのラペロニー大学病院の麻酔科長および救急医療部長であるXavier Capdevila博士は、患者へのオピオイドのみの投与に代わる手段としてのマルチモーダル鎮痛の概念について概説しています。 マルチモーダル鎮痛法 ICUでのマルチモーダル鎮痛には、以下の戦略があります。 可能であれば、非ステロイド性消炎鎮痛薬(抗炎症薬)などの非オピオイド鎮痛薬と(低用量)オピオイドを併用します 中毒のリスクを制限するため、オピオイドの最低有効量を処方します 鎮静剤を投与する前に鎮痛剤を使用するか、鎮痛法を実施します 可能であれば、深い鎮静ではなく軽い鎮静を使用します。 局所麻酔および硬膜外麻酔と鎮静剤の併用 非オピオイド薬 Capdevila博士は、多くの場合、非オピオイド薬の使用が患者にとってより良い選択であると指摘しています。これらの鎮痛薬の併用により、臨床医は総投与量をより低減させることができます。さらに、投与量を低下させることで副作用の数を減らします。結果として、マルチモーダル鎮痛は術後の痛みを軽減することができるのです(Jin and Chung 2001)。 鎮静前の鎮痛 マルチモーダル鎮痛はまた、完全鎮静の必要性を減らします。(鎮静前に鎮痛剤を使用する)ICUでの鎮痛法の実施はますます一般的になりつつあります。ある研究では、より多くのフェンタニルおよびより少ないベンゾジアゼピンを投与された患者、または、より多くのデクスメデトミジンおよびより少ないプロポフォールを投与された患者がより低い鎮静を必要とすることが実証されました(Faust他。2016年)。 フランスの研究では、機械的に換気された重症患者にマルチモーダル鎮痛剤を使用すると、オピオイドの使用を避けながら鎮静作用とせん妄が減少することが分かっています。マルチモーダル鎮痛薬を投与された患者はまた、オピオイドのみを投与された患者に対し、臓器不全が少ない傾向にありました。(Payen他。2013)。デクスメデトミジン、アルファ2アンタゴニストおよび強力な抗不安薬は、ICU臨床医がマルチモーダル鎮痛法の範囲内で考慮すべきもう一つの薬です。デクスメデトミジンは、ミダゾラムと比較して機械的換気の期間を制限することが示されています(Jakob他。2012)。しかし、Capdevila博士は、この薬の利点とその有害な副作用を比較するには、さらに研究が必要であると指摘しています。 局所麻酔および硬膜外鎮痛   Anesthesia and Analgesia で発表された研究では、鎮静とオピオイドのみを受けた肋骨骨折を伴う傍脊椎遮断患者と、局所麻酔も受けた同様の患者が比較されました。局所鎮痛を受けた患者は、オピオイドの使用を減らして最適なリハビリを行いました。局所麻酔と組み合わせた鎮静剤とアヘン剤の併用は、術後期間における患者のリハビリの改善に役立ちました(Malekpour他。2017)。 全身麻酔への硬膜外鎮痛の追加も長期生存に関連していました。  JAMA Surgery で発表された研究では、腹部大動脈瘤治療を受けた患者が分析されました。硬膜外鎮痛を受けた患者は、鎮痛のみを受けた患者よりも合併症が少ない傾向にありました(Bardia他。2016)。臨床におけるエビデンスは、硬膜外鎮痛が手術後の死亡率、合併症、および罹患率を低下させる可能性があることを示しています。硬膜外鎮痛はまた、アヘン剤の必要性を制限し、それによってオピオイド関連の合併症を減少させます(Pöpping他。2014)。 マルチモーダル鎮痛薬の適切な適用を通して、ICU臨床医はオピオイドと深い鎮静の必要性を減らしながら、効果的に患者の痛みを管理することができます。Capdevila博士は、マルチモーダル鎮痛が疼痛管理を最適化し、臓器機能不全を軽減しながら、大手術後の患者の長期死亡率にプラスの影響を示すと結論付けています。 参照 Bardia A、Sood A、Mahmood...[Read more]